トム・ハンクスも大絶賛!映画『ラ・ラ・ランド』が今なお愛され続ける理由

※この記事は2018年4月に公開、2026年6月に最新版としてリライトしました!

私のこのブログ「ラ・ラ・ライフ」のタイトルの由来にもなっている、私の大・大・大好きな映画『ラ・ラ・ランド』今回は、この作品への溢れる愛を熱く語りたいと思います!

とにかくこの映画、魅力を挙げればキリがないほど本当に凄いんです。あの名優トム・ハンクスも大絶賛したことで知られていますが、一回観ただけでは気づけないような、観れば観るほど「なるほど!」と唸らされる緻密な演出が至る所に散りばめられています。
第89回アカデミー賞では『タイタニック』などに並ぶ史上最多の14ノミネートを果たし、見事6部門を受賞した珠玉のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』(日本公開:2017年)。なぜこれほどまでに人々を魅了し、「何度も観たくなる」と言われるのか、その理由と私なりの見どころをじっくり紐解いていきます。

La La Land (評価:★★★★★
◆公開年:2016年
◆上映時間:128分
◆監督:デミアン・チャゼル
◆出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン

タイトル「La La Land」意味

そもそも「La La Land」ってどういう意味?響きが可愛くてキャッチーな「ラ・ラ・ランド」ですが、この言葉の意味を調べてみると「なるほどなぁ」と深く納得してしまいます。
LA(ロサンゼルス): 舞台となっているカリフォルニア州ロサンゼルスのこと。
おとぎの国: 現実離れした、夢のような世界。
夢見がちな状態: 現実からちょっとフワフワ浮いてしまっている精神状態。

これらを合わせると、この映画は「ロサンゼルスを舞台にした、夢追い人たちの物語」といった感じでしょうか。ただきらびやかなだけでなく、どこか「現実逃避」のようなちょっぴり切ないニュアンスが含まれているのが、あのほろ苦いラストにも繋がっている気がしてなりません……!

ラ・ラ・ランドあらすじ

夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。

映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。

ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。
やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……。
(La La Land公式サイトより引用)

何度も観たくなる!映画ラ・ラ・ランドの底知れない魅力

注意:ここから先はネタバレを含みます。

ストーリー自体は一見すると、どこかベタで、ありふれた男女の物語のように思えるかもしれません。でも、実はこの映画、観れば観るほど恐ろしいほど緻密に作られているんです。脚本、演出、衣装、音楽、そしてキャラクター……そのすべてが完璧に一体化していて、対比表現や仕掛け(メッセージ)がいたるところに散りばめられています。
例えば、こんなポイントに注目して観ると、毎回新しい発見があります。


・圧倒されるオープニングシーンの仕掛け
「冬 → 春 → 夏 → 秋 → 冬」と、季節の移り変わりで表現される二人の関係
・登場人物の心情を雄弁に物語る「衣装の色」
・なぜ?劇中に登場する「80年代の音楽」が持つ意味
・言葉以上に感情を語る、二人の「表情」と「視線の描写」
・二人が「共有」するもの、そして鮮やかな「対比表現」
・過去の名作へのリスペクトが詰まった「往年のミュージカル映画の演出」

ちなみに、私はこれまでにこの作品を5回観ていますが、観るたびに「あ、ここはそういう意味だったのか!」と新しい伏線に気づかされ、本当に感心してしまいます。(きっとこれからも何度も観返します!笑)
「プロすぎない」からこそ愛おしい、二人のリアリティ
そして私がこの映画で特に大好きなのが、セブとミアの歌、ダンス、そしてピアノのクオリティです。
二人は決して、劇団のトップスターのような完璧すぎるプロのパフォーマンスをするわけではありません。
でも、それこそが**「まだ何者でもない、成功を夢見ている段階の二人」**という設定に、ものすごいリアリティと親近感を与えてくれているんです。

もしあれが、本職のミュージカル歌手のような圧倒的な歌唱力で、完璧すぎるダンスステップを踏み、超絶技巧のピアニストのように弾かれていたら、かえって観客として少し気持ちが引いてしまったかもしれません。あの「少し不器用で普通っぽいリアルさ」があるからこそ、私たちは二人に感情移入してしまうんですよね。

映画の捉え方は、十人十色。だから映画は面白い

細かい演出の解説や考察は、ネットで検索すれば本当にたくさんの情報が出てきます。

でも、映画の受け取り方は観る人によって全く違っていいはずですし、まさに十人十色。決して一つの「正解」だけがすべてではないところが、映画というエンターテインメントの本当の魅力なのだと思います。

みなさんは『ラ・ラ・ランド』を観て、どんなメッセージを受け取りましたか?

私が映画「ラ・ラ・ランド」をおススメする理由

おすすめ度:★★★★★(星5つ!)

夢を追い求めている人々が集まる街、ロサンゼルス
色彩鮮やかな映像とオリジナルの音楽とダンスで、夢を追いかける男女の心理を演出。
二人の切ないラブストーリー。

ハッピーエンドの向こう側にある、至福のラスト
二人のラブストーリーの結末は、いわゆる分かりやすい「ハッピーエンド」ではありませんでした。でも、お互いが必死に追い求めた夢が最高の形で叶ったという意味では、これ以上ない「本当のハッピーエンド」なのだと私は思っています。


かなった夢とかなわなかった夢、逃した幸福とつかんだ幸福。
もしあの時に違う選択をしていたら・・・
誰もが経験するであろう人生の忘れ物が走馬燈のようにかけめぐる至福のラスト

もしもあの時、あっちの道を選んでいたら、私たちはどうなっていただろう……?」
誰もが人生のどこかで経験するであろう、そんな「人生の忘れ物」のような淡いIF(もしも)の世界が、映画の終盤、走馬灯のように一気に駆け巡ります。
あのあまりにも美しく、切なく、そして愛に溢れたラストシーンは、まさに映画史に残る至福の10分間です。

映画の世界へトリップ!一度は訪れたい憧れのロケ地

『ラ・ラ・ランド』の大きな魅力といえば、ロサンゼルスの美しい街並みそのものが主役になっているところ。数ある名シーンの中から、絶対に外せない聖地をご紹介します!

📍 グリフィス・パーク(Cathy's Corner)
ミア(エマ・ストーン)が鮮やかなイエローのドレスをまとい、セブ(ライアン・ゴズリング)と息の合ったタップダンスを披露する――。本作で最もロマンチックで印象的なあの名シーンが撮影されたのが、グリフィス・パークの丘にあるマウント・ハリウッド・ドライブです。実はこのグリフィス・パーク、もの凄く広大な敷地を誇る公園なんです。劇中で二人がふわりと宙に浮いた、あの美しい天文台(グリフィス天文台・プラネタリウム)もこの中にあります。他にも、ゴルフコースや動物園、テニスコートにキャンプ場まで併設されており、観光客だけでなく地元ロサンゼルスの人々にも深く愛されている憩いの場なんですよ。現地では『ラ・ラ・ランド』のロケ地を巡るオフィシャルツアーも開催されているそうなので、いつかロスを訪れた際には、映画のサントラを聴きながら聖地巡りをするのも最高に楽しそうですよね!

終わりに:あなた自身の「人生のドラマ」と一緒に

映画『ラ・ラ・ランド』は、観る人の年齢や、その時置かれている状況によって、まったく違う表情を見せてくれる作品です。1回目、2回目、そして5回目……。

観れば観るほどに新しい仕掛けを発見し、キャラクターたちの視線や表情の深さに気づかされ、何度も新鮮な感動を味わうことができます。

誰もが胸の奥に抱えている「あの時、別の選択をしていたら……」という、自分だけの人生のドラマ。そんな切なくも愛おしい記憶に優しく寄り添ってくれるからこそ、この映画はこれほどまでに愛されているのだと思います。

まだ観ていない方はもちろん、しばらく観ていないという方も、ぜひ今夜、もう一度『ラ・ラ・ランド』の世界に飛び込んでみませんか?きっと、あなただけの新しい感動が待っているはずです。

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